塾における集客効果の高いチラシを作るポイント!作成の落とし穴も解説2024.09.5

塾のチラシは集客効果が高く、生徒を集める手段として利用している塾も多くあります。しかし、ターゲットや目的が伝わりにくいチラシでは、思うように生徒数が集まらない場合があります。

この記事では、集客効果の高いチラシを作るポイントについて解説します。独自の強みや塾の雰囲気をアピールすることで、集客に効果的なチラシを作れるでしょう。チラシ作成の流れについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

塾における集客効果の高いチラシを作るポイント

集客効果の高い塾のチラシには、以下の6つの特徴があります。

ターゲットと目的を明確にする インパクトがあるデザインにする 独自の強みをアピールする 特典が提示されている 口コミ・レビューの情報が載っている 塾の雰囲気が分かる写真を使う

これらの特徴を取り入れることにより、多くの保護者や生徒の目を引く反応率の高いチラシを作れます。ひとつずつ詳しく解説します。

ターゲットと目的を明確にする

   チラシを作るときに大切なのは、ターゲットと目的を明確にすることです。ターゲットがあいまいだったり不確定だったりすると、届くべきユーザーに届かなくなってしまいます。

学習塾は、指導形式によって集団指導、個別指導、映像授業、eラーニング型の4つのタイプがあります。講師が複数人の生徒を同時に指導する集団指導塾と、生徒一人ひとりのレベルに合わせて指導する個別指導塾とでは、アピールするポイントが異なるでしょう。

そのため、自分の塾の強みは何か、どんな指導形式を採用しているのかをしっかりと伝えるチラシにすることが大切です。

また、試験や入試対策に特化した進学塾の場合は「〇〇高校への進学率○○%!」などのキャッチコピーをつけ、ターゲットを特定する方法も効果的です。特定することで〇〇高校を目指している生徒が「この塾なら〇〇高校に合格できそう」と思い、入塾する可能性が高くなります。

ターゲットと目的を絞って明確にすると、チラシに入れ込むべき要素が絞り込めます。ターゲットに合ったアピールをすることで、確実に目にしてもらえるチラシを作れるでしょう。

インパクトがあるデザインにする

チラシを利用した集客には、チラシを受け取ったユーザーが確実に目にしてくれるようなインパクトのあるデザインにすることが大切です。なぜなら、チラシを見てくれるかどうかはファーストインパクトで決まることが多いからです。

ターゲットや目的を明確にし、キャッチコピーなどが決まったとしても、チラシのデザインそのものが目にとまる内容でなければユーザーは読んでくれないでしょう。

インパクトのあるチラシデザインにするには、写真やイラスト、キャッチコピーや文章が興味深いものである必要があります。最も伝えたい内容は文字の大きさやカラーなどでインパクトを出し、何を伝えたいのかが一目で伝わるデザインにするとよいでしょう。

また、詰め込みすぎず余白も大きめにとることで、バランスよく読みやすいチラシになります。構図やレイアウトを工夫することで、より訴求力が強いインパクトのあるチラシが作れるでしょう。

独自の強みをアピールする

集客に結びつけるチラシにするには、塾独自の強みをアピールすることが必要です。そのためには、ターゲットに響くようなキャッチコピーを作るといいでしょう。

たとえば、〇〇高校に合格を目指すユーザーがターゲットの場合「難関〇〇高校への対策問題も充実!」といったキャッチコピーが効果的です。具体的な学校の名前を出すことで、しっかりと絞り込んだターゲットの心に響くキャッチコピーとなります。

魅力的でターゲットに響くキャッチコピーを載せることで、チラシをしっかりと読んでもらえるようになります。読んでもらうことで問い合わせなどが来るようになり、入塾へとつながるきっかけになります。

ターゲットと目的を明確にし、心が動くようなキャッチコピーを考えることが集客力のあるチラシを作るうえで大切です。

特典が提示されている

反応してもらえるチラシには、特典(オファー)が提示されているケースが多数あります。特典とは、チラシを読んだユーザーに行動を促すきっかけを与えるメリットのことです。

この特典が掲載されていないと、読んだユーザーに行動してもらいづらくなります。そのため「この塾に入るとこんないいことがあるのか」と思ってもらえる特典を掲載することが大切です。

塾の場合は、生徒や保護者にメリットがある特典を用意しましょう。塾の特典としては、大きく分けて価格と成績保証の2種類があります。

価格特典は「〇日までのお申し込みで入塾金無料」「無料講習会あります」など、割引や無料といった価格でお得感を打ち出したものです。価格特典は、期日を設けることで「今申し込めばお得」という心理に働きかける効果が高まります。

成績保証特典は「テストで10点以上アップさせます。できない場合は2学期の授業料を免除」など、成績が上がらなかった場合の保証を特典としたものです。こちらは、個別指導塾でとくに効果がある特典です。

チラシは、ターゲットが行動に移してくれることを目的としています。問い合わせや入塾へと導くような特典を用意するとよいでしょう。

口コミ・レビューの情報が載っている

  チラシには、塾を利用した生徒や保護者の口コミやレビューを掲載するとよいでしょう。実際に授業を受けた生徒からの声は信頼性が高く、チラシの反応率を高めます。

塾から一方的にいい部分をアピールしても、その情報が正しいのかどうか、受け取ったユーザーは疑問に思ってしまいます。そのため、生徒や保護者からの声を載せることで、チラシを受け取った方に「この塾なら安心して通える」と信頼してもらいやすくなるのです。

「テストの点がアップした」「先生が優しく教えてくれる」「生徒同士の仲がいい」など、講師の人柄や教室の雰囲気のよさをアピールしましょう。これにより、塾に対する安心や信頼を感じてもらえ、入塾へとつながりやすいでしょう。

塾の雰囲気が分かる写真を使う

チラシには、塾の雰囲気が分かるような写真を使うとよいでしょう。どのような場所で、どんな雰囲気で勉強しているのかがわかると、生徒や保護者は塾のイメージがしやすく、安心感を得られます。

また、生徒にとっては誰に教えてもらうかが重要なため、事前に講師がどんな人かを知りたいと思う方も少なくありません。そのため、講師の写真や指導実績などをチラシに載せることで「この先生に勉強を教えてもらいたい」と思ってもらいやすいでしょう。

集客効果が下がるチラシ作成の落とし穴

ポイントを踏まえて作ったとしても、配布した結果、思うような反響が得られないこともあります。そんなときは、集客効果が下がってしまう「落とし穴」に陥っていないかチェックしてみるとよいでしょう。

ここでは、チラシ作成における4つの落とし穴を紹介します。注意点を理解し、集客効果が下がらないチラシ作りに役立てましょう。

大手の塾を真似てしまう

  塾のチラシを作るときに、大手塾のチラシを真似て作ってしまうケースがあります。参考にすること自体は決して悪くありませんが、あまりに似すぎてしまうと失敗する可能性が高くなってしまいます。

とくに、大手塾と中小規模の塾とでは、ターゲット層やアピールするポイントが異なります。大手塾と同じようなチラシを作っても、個人塾ならではの魅力を伝えることはできません。

そのため、中小規模の塾ならではのサービスや強み、特徴を押し出してアピールすることが大切です。個別指導や少人数制の授業など、生徒に合わせた学習ニーズを明確にしてサポートしていくなど、一人ひとりに寄り添った指導体制は個人塾の強みとしやすいポイントです。

個人塾だからこそできる指導方法を伝えることで、生徒や保護者が選びたくなる塾だとアピールできるでしょう。

余白がなく見づらい

チラシに伝えたいことを詰め込み過ぎると、情報が多すぎて読みづらく、煩雑な印象を与えてしまいます。読みづらいチラシでは、せっかくユーザー手に取ってもらっても、しっかりと読んでもらえない可能性があるのです。

すっきりと読みやすいチラシにするには、余白を意識するといいでしょう。チラシのサイズがB5やA4サイズの場合、7mm~15mmほどの余白を外側に作ると、すっきりして見やすいデザインのチラシとなります。

チラシの中の写真やキャッチコピーの文字などを近づけすぎないこともポイントです。レイアウトを考える際には、ユーザーにとって読みやすくなっているか、余白がしっかりと作られているかを考慮しましょう。

分母を載せずに合格実績だけ載せている

チラシに合格者数や合格実績を掲載するときには、分母も必ず記載するようにしましょう。なぜなら、何名のうち何名が合格したかの割合がわからないと、チラシを受け取る方からの信頼を得られないためです。

「〇〇高校に〇人合格」というキャッチコピーの場合、受験者の総数が不明なため合格率がわからず、正しい判断ができません。ユーザーとなる生徒や保護者に響かなければ、よいキャッチコピーとはいえないでしょう。

この場合は、たとえば「15人中12人が〇〇高校に合格」など分母を明記したキャッチコピーにすることで、ユーザーが納得できる情報を満たしたチラシとなります。

情報を明確にすることで、塾の強みを打ち出すことが可能です。そのため、合格者の人数を掲載する際には、必ず分母を記載し、信頼できる情報を提供するようにしましょう。

キャッチコピーがずれている

チラシに掲載されているキャッチコピーが、塾の目的や指導方法といった重要な内容から乖離している場合は、受け取った方の興味をひくことができず、読んでもらえないチラシになってしまいます。

初めて知った塾に入りたいと思ってもらうには、まずは塾の雰囲気、カリキュラム、講師の情報など、どのような塾なのかという情報を明記することが必要です。塾が提供するサービスの強みや特徴を明らかにし、価値を提供できるキャッチコピーを作りましょう。

そして、この塾に通うことで得られるベネフィット(うれしい体験や将来的に実現できること)をアピールすることで、提供するサービスとキャッチコピーのずれを解消し、生徒に読んでもらえるチラシが作れるでしょう。

塾のチラシ作成の流れ

塾のチラシを作る際には、生徒や保護者の心に響くチラシを作らなければなりません。そのためには、以下の5つのステップに沿って作成していくことが大切です。

ターゲットと目的を設定する

  集客率の高い塾のチラシを作るには、まずはターゲットと目的を設定しましょう。チラシは、必ずしもたくさん配れば高い効果が得られるとは限りません。

闇雲にたくさん作っても、生徒や保護者に魅力ある内容でなければ集客にはつながらないでしょう。きちんとターゲットを絞り明確な目的を設定することで、それに沿ったデザインやキャッチコピーを作れるようになります。

ターゲットがどのような生徒なのかを明確にするポイントはいくつかあります。「どの地域に住んでいるか」「どの学年の生徒か」「学力はどれくらいの生徒か」「受験対策が目的なのか」「どんな強化が苦手か」といったことから絞り込んでいくといいでしょう。

保護者に対しては「予算はどのくらいか」「受験対策なのか、現在の成績を伸ばしたいのか」といったポイントを考慮して絞り込みます。ターゲットが決まったら、ターゲットの悩みなどを調査し、悩みを解決できるようなキャッチコピーを考えましょう。

同時に、目的も明確にしておきます。たとえば「難関高校合格を目指す生徒10人に入塾してもらう」ことを目的にしたなら、それを叶えるためには何をすればいいのか、必要な要素を考えていきましょう。そうすることでチラシの内容を明確にし、ターゲットに届きやすいチラシが作れます。

チラシに載せる情報を整理する

集客につながるチラシは、情報をたくさん詰め込めばいいわけではありません。ターゲットに求められており、的確に刺さる情報だけをきれいにまとめることが大切です。載せるべき内容の整理は、ユーザーのスムーズな理解につながるでしょう。

チラシに盛り込むべき情報には、塾名、住所、連絡先、塾の強み、キャッチコピー、塾に入ることで得られる特典、生徒のリアルな声などがあります。この8つの情報は必ず入れるようにしましょう。

必須情報を入れたあとは、そのほかに伝えたい内容を吟味し、入れ込む必要がありそうな情報だけを入れるようにしましょう。さらにリストや表を使うことで、より読みやすくわかりやすいチラシになります。

テンプレートを決める

塾のチラシに掲載する情報の整理ができたら、テンプレートを決めましょう。テンプレートを作っておくことで、写真やキャッチコピー、塾の概要など、チラシのどこに配置するかレイアウトを決められます。

また、事前にテンプレートを決めておけば、吟味した情報を当てはめていくだけで円滑にチラシを作成できるでしょう。

チラシをいちからデザインするのは難しい作業です。そのため、デザインに自信がない場合は、無料でテンプレートを利用できるツールやWebサイト、専門業者を利用するとよいでしょう。

テンプレートツールには、デザインAC、Canva(キャンバ)、パワポンなどがあります。なかでも、パワポンにはPowerPointで編集可能な塾のチラシテンプレートがあり、無料でダウンロードできるためおすすめです。

テンプレート利用の際には、注意すべき点がひとつあります。それは、競合する塾とチラシのテンプレートが同じにならないようにすることです。同じテンプレートを使うと差別化ができず、どこの塾についてのチラシなのか、生徒や保護者に伝わりづらくなる可能性があります。

近隣の塾が配布しているチラシは事前に確認し、同じレイアウトのテンプレートは使用しないようにしましょう。

写真素材を収集する

テンプレートが決まったら、次は掲載する写真を用意しましょう。生徒や講師の写真を掲載すると、チラシを受け取った生徒が塾の様子をイメージしやすく、親近感を持ってもらえます。

写真の場合も数が多すぎると見づらくなってしまうので、枚数を限定して掲載することが大切です。生徒や講師、授業風景、塾の外観などから伝えたい内容を厳選することで、すっきりまとまった印象になります。

また、写真の撮り方にも気を配りましょう。画角(写真に収まる範囲の広さ)がずれていたり映りが悪かったりすると、塾の様子が適切に伝わらず、生徒や保護者に不安感や悪い印象を与える可能性が高くなってしまいます。

撮影技術に自信がないときや、よりよい印象の写真に仕上げたいときには、プロのカメラマンに撮影してもらうのがおすすめです。「明るい授業風景を撮ってほしい」など要望を伝えれば、カメラマンはそれに沿ってきれいな写真を撮ってくれるでしょう。

最終確認・印刷する

ターゲットを明確にし、写真やキャッチコピー、レイアウトを決定したら、それらをテンプレートに入れ込んでチラシを完成へと進めます。必要な要素を入れて編集が終了したら、最終確認をしていきましょう。

キャッチコピーの文言、塾のアピールポイント、塾名や住所などの必要情報が正しく掲載されているかを確認します。その際に、誤字脱字やデザインのバランスなども改めてチェックしておきましょう。

大切なのは、作成担当者以外にダブルチェックをしてもらうことです。客観的に見てもらうことで、気づかなかった誤字脱字やアンバランスさ、見づらさなどに気づけます。印刷する前と後で2回チェックすることが望ましいでしょう。

また、印刷する用紙にもこだわってみましょう。普通紙(上質紙)をはじめ、価格が安く色鮮やかに印刷できる光沢紙(コート紙)や、光沢が出ず落ち着いた雰囲気を出せるマット紙などがチラシ用の紙としておすすめです。

チラシ配布に効果的な時期

塾のチラシで集客効果を高くするには、配布する時期を適切に選ぶことが大切です。効果的なチラシ配布の時期には「入学試験の前」「長期休みの前」「新年度開始の前」の3つがあります。

受験勉強を目的として塾に通う方のためには、入学試験前にチラシを配布すると目にとめてもらいやすくなります。「早めに準備して志望校に合格しよう」などといった、心に響くキャッチコピーを入れると効果が高まるでしょう。

とくに夏休みや冬休みの前は、塾に通い始める方が多い傾向にあります。「長期休暇の間に学習を進めたい」「夏期講習や冬期講習に合わせて学習意欲を高めたい」と考える生徒の目に留まるように訴求するといいでしょう。

4月には進級などで環境に変化があり、新年度に合わせて学習内容を見直したい生徒も多いでしょう。新学年での勉強に対応するため、3月から塾に通いたいと考える生徒もいます。新年度の学習に対応したサポートを行っていることをアピールするといいでしょう。

チラシ作りには、ここまで紹介したポイントのほかにもさまざまなコツがあります。こちらの記事では、チラシサイズの種類と配布方法別のおすすめサイズを紹介しています。

まとめ

塾の生徒を増やすチラシを作るためには、ターゲットや目的を明確にし、計画的に作成することが大切です。チラシのデザインやキャッチコピーなどにこだわり、ターゲットに届くようなチラシを作りましょう。

塾のチラシは工夫次第で反応率が変わります。チラシを見たユーザーが「この塾に通いたい」と思えるようなチラシを作るといいでしょう。

作成したチラシを効果的に配るには、ポスティングサービスの利用がおすすめです。ポスティングのプロであるポスメディアでは、独自のマーケティングシステムにより、効果的なチラシの配布が可能です。

初めてポスティングを利用する方でも、丁寧なヒアリングによって適切な集客方法を提案いたします。チラシを利用した塾の集客を考えている方は、ぜひポスメディアのホームページからお問い合わせください。

一覧へ戻る